会社の同僚につきあって、
結婚相談所に行ったことがある。
彼女は31歳だった。
ビルの一室で、広さは4畳半ほど。
男性1人、女性1人しかスタッフはいない。
簡単なアンケートの後、
その男性は話し始めた。
「はっきり言って、遅すぎます。
今すぐにでも入会したほうがいいです!!」
「このままでは、3年後も独身でいる確率が高いです」
男性が言うには、
20歳くらいのそれなりの顔の女と、
30過ぎの美しい女とでは、
若い方がだんぜんもてるのだそう。
とにかく結婚しようと思っている男性は、
多少ブサイクでも、若い女性を求めるのだそうだ。
日本の男性は若い女好みなんですねぇ。
少し年をとった女は、
色々御託を並べることが多いし、
若くてまだ世間知らずの女性の方が、
操縦しやすいということか。
また、女性も30過ぎると、
子供を作る能力が落ちてくるので、
男性は種族保存の為に、
自然と若い女を求めるのだろうか。
ちなみに相談所の価格は、
3万から70万まで何段階かランクがあって、
70万に申し込めば、
勤め先も素性も申し分ない男性と、
半年以内にゴールインさせてくれるのだそうだ。
3万というのは、
ただの出会い系のようなものらしい。
結婚して幸せになりたければ、
金をかけろということか。
以前、医者や弁護士などの職業の人とのみ、
お見合いするクラブをテレビで紹介してた。
結婚前に多少金をかけても、
無事医者と結婚した女は、
幸せそうに外車を乗り回し、
エステや習い事を楽しんでいた。
結局、同僚は入会しなかった。
貯金がなくカードローンの残だけある彼女は、
結婚相談所でローンを組む勇気がなかった。
そしてまだ、自分が自力で結婚できると
信じていた。
あれから1年以上たつが、彼女は今だに独身だ。
彼氏もいない。
エステの勧誘と
ほとんど変わらない。
若い娘がいいという
男ばかりではない。
まして種の保存のために
若い女性・・・というのはない。
男性は基本的に
種の保存のために種をまく。
これはもうむやみにまく。
一人の女性だけに種をまくと、
その女性が不調で
出産できなかった場合
種が断絶する。
従って年齢や容姿に関係なく
あまたの女性にまく
これが本能です。
女性にとっては種は一つで十分。
その種を大切に産み育てる。
だからその一つの種の元・・
男選びは厳しい。
女性が強い(力)男性を求めるのは
強く生き抜く子孫を産むため。
とにかく「いい男」を探すの
はその本能。
女性が
「金持ち」「社会的地位の高さ」
「イケメン」「スポーツマン」
等々に弱いのは
形はちがえど
要は最高の種を求めるが故です。
ですのでその彼女、
遅くも何ともありません。
最高の種持ちを
どうぞ探し当てて欲しいモノです。